本日は、僕がかつて通っていた名門予備校「河合塾本郷校」の入塾時について書いてみたいと思います。
(河合塾本郷校全般の詳細につきましてはこちらの記事「東大志望の文系受験生が河合塾本郷校へ通うべき7つの理由」をご覧ください」)
河合塾本郷校に入塾するとどんなメリットがあるのか?
入塾時にはどんなことをするのか?
なにか変わったしきたりはあるのか?
などなど….
というのも、最近は河合塾本郷校出身の僕の同期の活躍が目覚ましいのです。
活躍している僕の同期の名前を羅列するだけでも、
Qさまなど各クイズ番組に出演!
アイドルグループ仮面女子のメンバー!
現在は小池都知事の政治塾にて勉強中!
桜雪!
模試偏差値90男!
「好きか嫌いか言う時間」「ギャップリン」など各東大番組に出演している東大アイドル!
おぎしょ!
タイタン所属のプロの芸人として活動中!
今週のネプリーグに出演!
正体不明!期待の若手毒舌東大芸人!
大島育宙!
と、有名人の名前を挙げるだけでもキリがありません。
彼らはこれからテレビでどんどん活躍する人材でしょうが、全員河合塾本郷校出身なのです。
それほどユニークで優秀な人材を多く輩出しているのが、河合塾本郷校なのです!
では、僕がそんな河合塾本郷校へ入塾したときのことを書いていこうと思います。
スポンサーリンク
入塾前
僕が河合塾本郷校へ入塾したのは2011年4月、ちょうど東日本大震災が起こった年でした。
僕は東大を目指すために浪人を決め、東大を目指すなら東大受験専門予備校に通うしかないだろう!ということで河合塾本郷校への入塾を決めました。
河合塾本郷校はその名の通り東大本郷キャンパスから徒歩15分ほどの場所にあります。
後楽園駅から徒歩3分のところですね。
ただし目の前は中央大学理工学部になります。
さて、入塾条件はいろいろあるのですが、現役時の河合全統模試で5教科の偏差値が63以上、というのが東大文系コースへ入塾するための一般的な条件でした。
(その他にも東大オープンで偏差値50以上とか、いろいろな条件があります。)
正直、東大を目指していた人ならば余裕でクリアしている条件であると思うのでこのあたりは問題ないと思います。
(ちなみに進学校出身の人は模試の成績とか関係なしに入塾できるようですが、このへんは進学校の人しかわかりません)
で、入塾が決まったら3月末にサクセスクリニックという試験を受けるんです。
これは河合塾本郷校に関わらず、河合塾に入塾した全浪人生が入塾前に受験します。
今思うと、サクセスクリニックって物凄い挑戦的な名前ですよね。
ともかくサクセスクリニックを受験して、その成績をもとに自分が浪人生の中でどの立ち位置にいるのか、自分の苦手分野は何か、成功するための鍵はなにか、などを分析します。
ちなみにサクセスクリニックの成績順に予備校のクラスの席順が決まるという噂がありましたが、それは定かではありません。
サクセスクリニック検診が終わったら、いよいよ4月に入塾です!
入塾初日
入塾初日には諸々の資料の配布と説明、コースごとにクラス分け、そしてチューターさんの紹介が行われます。
僕は東大文類プラスコースというコースを選択していたのですが、総勢160人ほどで、ULとUZという2つのクラスに分けられ、それぞれ80人ほどのクラスでした。
僕はUZになりました。
他には文系では東大文類コース。東大文類アドバンスコースというものがあり、それらのコースもクラス分けがありました。大体1クラス100人ほどです。無論理系もあります。
クラス分けに関しては成績順というわけでなくランダムだったと思います。
そして東大文系コースを管轄するチューターさんは女性3名でした。
1人がリーダーで40代くらいのおばさん。
もう1人が中堅といった感じ、30代くらいのいい感じのおねーさん。
最後の1人は見るからに若手、20代前半くらいのお姉さん。
チューターさんというのは高校でいうクラス担任みたいなものです。
とはいえ、明確に「このクラスの担当は○○さん!と」決まっているわけではなく、コース全体を管理する担任の人、みたいなイメージです。
一応、個人個人には担当のチューターさんが割り振られます。
僕の担当は20代前半の若いお姉さんでした。
チューターさんは、担当の浪人生の模試の成績のチェックや勉強の管理、授業の出席率などの確認を行います。
やることは高校の担任みたいなもんです。
定期的にチューターさんと浪人生で一対一で面談があり、学習状況や精神面などをチェックします。
さて、資料配布も終わり、クラス説明とコース説明も終わり、チューターさん紹介も終わりました。
もう帰っていいのかな?と思ったのも束の間、
拍手の練習というものを行います。
拍手の練習????
なんぞや????
と思った皆さん、これは他の河合塾の校舎にもない本郷校独特の文化なのですが、河合塾本郷校では授業を終えた講師に向かって尊敬の念を込めて拍手をするというしきたりがあるのです。
高校でいう「起立!礼!着席!」の文化が河合塾本郷校では拍手に置き換えられているわけですね。
続けてチューターさんは言います。
「はーいみなさん、授業が終わりましたよ。それではみなさん拍手―!!!」
一同「パチパチパチ!!!」
「拍手が小さい!!やり直しー!!!」
という感じです。
なんだこの宗教がかった行為!!!!
とみなさんは思われたかもしれません。
が、一カ月も経てば授業終了後に拍手をすることが心地よくなってくるんですよねえ…
慣れは恐ろしいもんです。
こんな感じで河合塾本郷校独自の研修を終え、僕たちは指定されたカリキュラムの中で講義を受けることになるのです。
[…] 前回の記事:【体験談】授業後の拍手を強要する河合塾本郷校の実態とは […]